2008年11月12日
◇葉っぱのフレディ ..。・。・
色づく秋になると ふーっと よみがえってくる光景がある。
バス通学をしていた高校生の時のことだ。
バスの中から、紅葉に見とれているうちに
「ああ~、このまま どこかに行きた~~い!」
と、こころの中で叫んでいた日のことを。
胸がキュンとするような 青春時代。
秋は もの思う季節でもありますね~。
だと思いますが
葉っぱのフレディが 春、夏、
秋、冬、 そして また春へと
季節のめぐりをとおして 命の
つながりを伝えている絵本です。
道路の落ち葉に
“いのち”は土や根や木の中の
目には見えないところで 新しい
葉っぱを生み出そうと 準備を
しているという言葉を思い出して
「お疲れさま~」という気持ちに
なります。
葉っぱのフレディ ―いのちの旅―
レオ・バスカーリア作 みらい なな訳
絵本の帯に「この絵本を、自分の力で“考える”ことをはじめた子どもたちと、
子どもの心をもった大人たちに贈ります。」と 書かれています。
年とともに、心に深く響いてくる絵本になりました。