2008年11月14日
〇ご近所さんの輪のなかで
「仏さんの花、もっとるね~~!」
と ご近所のYさんが小菊を抱えて 見えられた。
「いっぱい うちに咲いとるけん 持ってきたよ~。」
「ちょうど なかった~。 嬉しか~! ありがとう!」
ご近所さん達には、いつも 助けられている。
どうかすると、朝から 晩まで、会う機会がないこともあって
「お久しぶり~!」と、お隣の方と 挨拶しては
「遠かもんねー」と笑い合う。
この地区に来て、14年目。
少しずつ 地域に溶け込んで、“地域んもん”に なっていくことが
とても 嬉しい。
帰宅すると、玄関前に 抜いたばかりのような 泥つきの大根や
菜っぱが 置かれている時がある。
誰から頂いたのか、とうとう分からずに お礼も言えず
不義理をしてしまう私だ。
遠い親戚より、近くの他人と、聞くけれど
ご近所さんに 助けられているばかり。
取り出したばかりの大根漬けを、「食べてみて~」と
そのまま 両手から いただく時、
ここに来てよかったなあと 地域の繋がりのありがたさを
しみじみと 感じている。